お煎餅

７日にいつもリハビリを行っている福祉センターで
摂食の指導がありました

ここでは２ヶ月に１度お医者さんが来て指導してくれるそうです
しかも たまたま９月に保健センターで摂食の指導があったときに
担当して下さった先生と同じ先生だったのでラッキーでした

以前と同じく実際に先生の前で食事をし
スプーンの使い方や口の動かし方
食べ物を口に運ぶ量など細かく診て頂きました

当の本人は眠いのと大人達に囲まれて
ご飯を食べなくてはいけないのとで
状況が最悪で結局ご飯は食べてくれませんでしたが
おやつだけはしっかりと食べてくれたので助かりました

結果
スプーンの使い方
口の動かし方
一度に食べる量などは問題なし
むしろ食べ方が上手ですねと褒められました

以前に比べしっかりと口も動いてますし
言うことないですとも

おやつにはスティック状のビスケットを用意したのですが
カリリッカリリッと美味しそうな音を立てて食べるこっちゃんを見て

硬いものもちゃんと食べれてますね

と先生

え～!? 硬いものも食べれるのぉ？
ご飯は離乳食中期の硬さじゃないと食べないのに？

先生に硬いものを与えると口から出すことを伝えると

きっと本当は食べれるのだけれど
味とか食感とかが気に入らなくて口から出すのでしょうね
もしくは食べる気分じゃないとか

とのことでした

あんだよ こっちゃん食べれるんじゃないの
みじん切りにしたりするの大変なんだぞ
しかも何ヶ月も毎食ごと作ってきてるんだぞぉ
この苦労少しは分かってんのかぁ～？

心の中でこっちゃんに突っ込みを入れてる私の傍で
知ってか知らないか こっちゃんは涼しい顔で
おやつをポリコポリコ食べ続けてました

問題は量を食べないことだけでした
この年頃は食べる量にむらがあるのが当たり前なので
そんなに神経質にならなくてもいいのですが
ただこっちゃんは体重が少なすぎるのと手術があるため
なるべく体重を増やさなくてはいけません

エンシュア・リキッドを飲んでいることを伝えると
「ラコール」なるものを飲んではどうかと勧められました

エンシュア・リキッドと同じようなものなのですが
エンシュアはアメリカで開発されたもので
ラコールは日本で開発されたものだそうです

なので味覚もそうですが
日本人の胃腸にあったものになっていて
下痢などの副作用もおきにくくなっているそうです

エンシュア・リキッドはアメリカ製だったんだぁ
どおりであの臭い・・・
納得です

次からはラコールを処方してもらおっと
薄めずにゴクゴク飲んでくれるといいな


さて摂食は午前中で終わったので
その後実家によることにしました

私も母もお煎餅が大好きで実家では
粉ミルクの空き缶にお煎餅を入れています

我が家ではおもちゃを入れているので
こっちゃんは粉ミルクの缶を見つけると
必ず蓋をあけようとします

で蓋を開けたら硬いお煎餅が３枚出てきました

いくらなんでもこんな硬いものは食べれまいと見ていたら

カリカリと音を立てて食べだしました

まぁじでぇ～!?
私でも食べるのに苦労するくらい硬いのに
食べれちゃうの？？どういうこっちゃ！

きっと先ほど先生に硬いものが食べれると指摘され
バレタとばかりに慌てて硬いものを食べだしたのでしょう

お煎餅はノーマルとゴマ入りと黒豆入りとがあり
なかでも黒豆入りが気に入ったみたいで
結局半分くらい食べてました

オイオイ黒豆って煎餅に比べものすごく硬いはずなんだが・・・

それじゃと夕食に肉団子入りシチューをあげてみたら
もののみごとにベ～っと出してました

あっそ
「気分」じゃないのね


おまけ


なにをしているかというと
実家にあったコロコロ（粘着テープでゴミを取るやつ）で
掃除をしています

ありがたや ありがたや

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